受け口(反対咬合)
2018/01/15
- 反対咬合の治療は、適切な矯正装置で上下の前歯を動かし、正しい噛み合わせに治します。これはできるだけ早い時期(5~8才)に行うこと<第一段階の治療>が望ましいと考えます。
- その後も、骨格性の問題がある場合には下顎骨の過剰発育を抑えたり、上顎骨の成長を促進したりする必要があります。
- また、永久歯との交換を長期的に管理することが望まれます。
- 成長の終了後、必要に応じて、すべての永久歯に器具(マルチブラケット装置)をつけて最終的な噛み合わせを獲得します<第二段階の治療>。特に顎の大きさに問題がある場合には、口腔外科医の協力で骨の手術を併用することもあります(外科的矯正治療)。
小児の前歯部反対咬合に対する第1期治療
主訴: 下の歯が前に出ている
診断: 骨格性反対咬合(7歳)
使用装置: 上顎骨急速拡大装置、リンガルアーチ、2x4装置、プレート装置
動的治療期間: 1年3か月(第1期治療)
費用: 約35万円(税別)(第1期治療)
リスク・副作用:丁寧な歯磨きが必要、一般的な歯科矯正治療に付随するリスク
「治療開始時」8歳4ヶ月


「上顎急速拡大装置の使用」8歳4ヶ月


「リンガルアーチ、2x4装置の使用」8歳7ヶ月

「プレート装置の使用」9歳2ヶ月


「第1期治療終了時」9歳7ヶ月

- 永久歯列がほぼ完成し(第二大臼歯まで萌出)、身体の成長が完了に近づけば、第2期治療の開始が検討されます。
女の子では、小学校高学年から中学生頃の開始となります。男の子では、中~高校生となります。