前歯のがたがた、左上犬歯がとび出ていることを主訴として歯科矯正治療を希望された22歳の女性です。小臼歯を抜歯せずに治療するために、歯科矯正用アンカースクリューを用いて歯列を後方に移動してスペースを確保することとしました。
歯が生えている顎の骨の大きさと歯の大きさとのアンバランスによるスペース不足のために叢生歯列が生じます。
顎の大きさに問題がある場合(下顎が大きい、下顎が小さい、顎が曲がって顔面が非対称など)には、口腔外科医との協力で顎の骨を切って移動する…
咬んでも、上下の歯が咬みあ合わず、すき間が開いています。食物をかみ切ることができなかったり、発音に障害が出ることがあります。…
歯が骨の中や歯肉の下に埋まったまま生えてこないことがあります。歯が生えるスペースの不足、乳歯のむし歯、外傷などが原因となることが…
歯のサイズが大きかったり、歯が並ぶ歯槽骨が小さかったりするために、歯並びがガタガタになります。また、乳歯がむし歯になると…
歯と歯の間にすき間のある「すきっ歯」の状態です。歯が小さい場合もありますが、骨の中に余分な歯ができて埋まっている場合や…
上顎の前歯が前にとび出しています。
上下顎の前歯の傾きに問題がある場合、下顎骨が小さく後退している場合…
反対咬合の治療は、適切な矯正装置で上下の前歯を動かし、正しい噛み合わせに治し…
上顎の1~数歯が、下顎歯列の内側に咬み込み、上下の咬みあわせが部分的に反対(クロス)になることがあります。…
咬み合わせると、上顎の歯が下顎の歯をおおいかぶさり、下の歯がほとんど見えません。…
口唇裂・口蓋裂をもつ方の不正咬合では、年齢や咬み合わせの状況に応じて適切な矯正治療を行う必要があります。…